GUNMA GIS GEEK

群馬県の片隅でオープンデータとデータビジュアライゼーションとGIS(地理情報システム)に戯れるエンジニアのブログ。

*

Fusion TablesとGoogle Mapの連動が革命的に便利になっていた。

     - maps

はてなブックマーク - Fusion TablesとGoogle Mapの連動が革命的に便利になっていた。
Pocket

誰でも、地図を使った情報配信が出来る時代に……
fusion

Fusion Tablesとは「Google ドライブ」で利用できるデータベースです。
今年に入っていろいろと機能が追加されたらしく、以前に比べると非常に便利にそして手軽になっていました。
 
デモ1
デモ2

目次

1.MAPジェネレーター機能
2.住所等を位置情報に変換
3.Google Map Apiのコードとして出力する

 

1.MAPジェネレーター機能

以前は、ポイント表示ぐらいしか使えなかったような気がしたのですが、ポリゴンの情報などもアップロードできるようになり、KMLファイルなど位置情報を持つファイルをアップロードした場合、自動的にマッピングしてくれるようになっています。

今回は、国土数値情報からダウンロードした「交通流動量 パーソントリップ発生・集中量データ」をアップロードしてみます。
まずは、Quantum GISを使ってシェープデータをKMLに変換します。

変換したKMLをアップロードします。

「作成」から「Fusion Tables」を選択します。
「Fusion Tables」をはじめて使うかたは「アプリを追加」から追加してください。
gmfusiontables000014

 

作成したKMLをアップロードします。
gmfusiontables000002

 

しばらくするとプレビューが表示されるので問題なければ「Next」ボタンを押します。
gmfusiontables000003

 

「Fusion Tables」ファイルが作成されました。
既に「Map of geometry」というタブが作成されています。
gmfusiontables000001

 

タブをクリックするとMap上にデータが表示されます。
gmfusiontables000004

 

「Tools」->「Change Map Styles」からデータ表示のカスタマイズを行います。
今回は「Polygons」の「Fill color」を「Gradient」に。
カラムを選択して最小値と最大値を入力すれば完成です。
gmfusiontables000005

 

マップに戻ると…選択したカラムの値によって地図が塗り分けられるようになりました。
gmfusiontables000007

 

フィルタを使って絞りこみ表示なども簡単です。
gmfusiontables000009

 

2.住所を位置情報に変換

簡単に言ってしまうと、住所や郵便番号などの入ったカラムをgeocodeを使って位置情報に変換する機能です。
緯度経度など地理情報を持たないデータも地図上にマッピングすることができます。

都道府県の「人口、面積、人口密度」を記載したcsvファイルをアップロードします。
ggmfusiontables000000

 

カラムのメニューからChangeを選びます。
ggmfusiontables000001

 

「Type」をLocationに変更してセーブします。
ggmfusiontables000003

 

選択したカラムの値の色が黄色くなります。
(この時点ではまだ位置情報に変換されていません)
ggmfusiontables000004

 

FileメニューからGeocodeを選択します。
ggmfusiontables000005

 

「start」ボタンをクリック。Geocodeによる変換が開始します。
ggmfusiontables000008

 

変換が終わったらMapタブを追加しちゃんと位置が合っているか確認します。
ggmfusiontables000010

以上です。
この機能を使えば、今まで位置情報が手に入らず活用できていなかったデータも地図上に表示して使うことができます。

ちなみにGeocodeによる変換は1日2500件という制限があります。
変換が終わっっていない行は黄色く表示されたままなので、次の日にでもまた変換作業をおこなってください。
(分かりやすく色づけしてくれるなんてGoogleさんは親切ですねw)

ちなみに、位置情報はあとから変更も可能です。
詳細はこちらを。

 

3.Google Maps Apiのコードとして出力する機能

Google Maps APIのコードとして出力できるので、他データと組み合わせてレイヤーを重ねたりなどのカスタマイズもできます。
gmfusiontables000008
 

関連記事

複数のFusion Tablesを一つの地図上に重ねて表示する。
[Fusion Tables]阪神・淡路大震災の記録写真(オープンデータ)に位置情報付加してみた。
 
 

はてなブックマーク - Fusion TablesとGoogle Mapの連動が革命的に便利になっていた。
Pocket

 - maps

  関連記事

感染地図―歴史を変えた未知の病原体
「感染地図」感想

FOSS4G Advent Calendar 2014 とData Visual …

地理院地図
新しい地理院地図のソースコードがGitHubに公開されていたので、Fx0(FirefoxOS)にアプリとしてインストールしてみた。

国土地理院、「地理院地図」がスマホ対応、「触地図」特設サイトや西之島のGIFアニ …

Map-heart-054
ハート型の地図

ハッピーバレンタイン(1日遅れ) 上記はオロンス・フィネ(オロンティウス・フィネ …

3.11earthquake
過去の震災データを並べて視覚化してみた。

もうすぐ3月11日。震災から5年経ったわけですが、時が経つのは早いものですね。 …

gis split
ここ最近のWeb地図周辺の動向をまとめてみた

Web地図の歴史というのは Google Maps 登場以前と登場後に分けられる …

ジグソークーソー
地図を読み解くミステリー「ジグソークーソー」

3巻で一つの物語なので、まとめてお買い求めいただくのをお勧めします。 [まとめ買 …

群馬県交通死亡事故発生マップ
群馬県の交通死亡事故発生箇所データをヒートマップにして表示してみた。

demo 群馬県が待望のオープンデータを開始してくれたので、早速公開されているデ …

NUMB3RS 天才数学者の事件ファイル
「地理的プロファイリング」感想

TwitterのTLをぼーっと眺めていたら下記ツイートを発見しまして、ちょうど今 …

1936年の日本国立鉄道地図
1936年の日本国立鉄道地図

Fullscreen 1936年に作成された日本のカラフルな鉄道地図が、海外のサ …

日本の地形地図
日本の典型地形情報をGoogleの地形図の上に重ねてみた。

「日本の典型地形ウェブサイト」をリニューアル ~地理院地図との連携でより分かりや …