国策としてオープンデータ推進が重要だと思う理由

全国市区町村界データはESRIジャパン社が公開しているけれど、都道府県界データがなかなか無くてわりと困ります。

下記は、DIVA-GISという海外のサイトからダウロードした日本の都道府県界データと、RWikiのShapeFileライブラリにおいてある都道府県界データを表示してみたものです。(RWikiの方は、ESRIジャパンが公開しているデータを加工したものっぽい)

上が、DIVA-GISから取得したデータ。
下が、RWikiから取得したデータ。
微妙に違いがあるので両者で異なっている部分を見つけてみよう!
opendatagis1408251

opendatagis1408252

ちなみに海外のサイトでダウンロードできる日本の地理情報はほぼDIVA-GISと同じ内容。(まぁ、国際的には基本ロシア領になってますね)
で、日本のオープンデータが進まずデータの取得がメンドウだったりすると、簡単に手に入るデータを使うわけですが、そうすると、「あの島がなかったり」「この島がない」みたいなことが出てくるんだけど、まぁ、他にないしメンドウだからいいかなってなる。

地理情報なんかは特に、各国の主義主張が表れるものだと思うので、積極的にオープンデータにしていってほしいなと思います。