最適配置の数理

最適配置の数理 (シリーズ「現代人の数理」)
岡部 篤行 鈴木 敦夫
朝倉書店
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多くの施設を利用して営まれている現代生活において、最適施設配置問題を考える重要性は、ますます高まってきている。この本はその施設配置最適化について、ボロノイ図を用いて平易に解説したものである。最終章に応用練習問題つき。

最近はまっているボロノイ図に関する書籍です。
以前、「なわばりの数理モデル」という書籍を紹介したことがありますが、あちらがボロノイ図そのものに対する解説が多かったのに対して、こちらはより具体的にボロノイ図を利用しての問題解決に焦点が当てられています。

目次をみるだけでも、「ポストの最適配置/中学校配置の評価/移動図書館問題/石焼いも屋問題/シュタイナー問題/定期市問題/バス停問題/アイスクリーム屋台問題」と、心躍る題目が並んでます。

ちなみに出版社の解説ページでは「ボロノイ図を用いて高校程度の数学的素養があれば充分理解できるよう平易に解説」と書いてあるのですが……すんげー難しいんですけど!

高校どころか、中学程度の数学ですら怪しくおぼつかないのでホント真面目に数学勉強しておけばよかったなぁ、と後悔しきりです。

それでも本書で提示される問題とその解決法は非常に魅力的なので、分からないながらもしょっちゅう持ち歩いて読み返しています。

そのぐらい夢中になれる本なので、ボロノイ図に興味のある方は是非。