大阪都構想住民投票結果、各区毎の得票差

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自分は大阪から遠く離れている群馬に住んでいるので地元の感覚とかわからないのですが、ちょっと気になったので作ってみました。

地域差

大阪都構想住民投票結果

青が「賛成」、赤が「否定」である。投票総数で観ると、賛・否の差は総数でわずか1万票強足らずで大差ないが、地域別に見てみるとはっきりとその地域差に傾向があることがわかる。一目瞭然のように、大阪市北部は「賛」、大阪市南部は「否」と区分されている

確かに2極化して塗り分けると、北部と南部で明確な差があるように見えます。
しかし、上記記事で「投票総数で観ると、賛・否の差は総数でわずか1万票強足らずで大差ない」と言っている通り、今回の選挙はかなりの僅差だったので区毎の得票数の差というのも考慮しないと何とも言えないのではないかと思います。
例えば、東成区などは賛成票が過半数を超えてはいますが、その得票数の差はわずか22票だったりするので、これをもって「東成区は大阪都構想へ賛成する人が多い」というのはさすがに言い過ぎでしょう。

そんなわけで、単純に二極化するのではなく、区毎に得票数の差数を投票数で割り、その上で得票数の差が投票数の1割に満たない区域は「賛成・反対がほぼ拮抗している地域」としてグレーで表示してみました。

大阪都構想住民投票結果

example

こうしてみると「大差をつけて勝った」といえるぐらい得票数に差がでたのは、色のついている6区ぐらいで他の区については殆ど差がありません。単に過半数を上回ったというだけで「人民は貧しさの中、遠大で崇高な目標よりも、その日の晩飯を喰らう日銭を重視したのである。貧しすぎると人々は却って保守的になり、革命や改革は起こらない」なんて言ってしまうのは乱暴です。

南部にだって都構想に賛成していた人は沢山居て、でも僅かに反対する人の方が上回ったというだけです。

賛成が過半数を超えた区のうち「北区」と「西区」は得票差が15%以上と結構大きな差をつけて勝ってはいますが、それ以外の区ではそこまで大きな差がついてはいないところを見ると「北区と西区では確かに橋本さんの都構想を支持した人が多かったのだけれど、それ以外の区では賛否両論が拮抗していて全体として僅かに反対派が上回った」というたまたまな結果であって、こんな僅差の勝負に勝った負けたの理由を見つけ出そうというのはあまり意味の無い事だと思います。