市区町村ごとのプログラミング教育準備状況地図をつくってみた。

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概要

プログラミング教育、スタートに黄色信号 準備順調7県のみ(産経新聞) – Yahoo!ニュース

文部科学省が9日に発表した教育委員会対象の調査によると、埼玉県などは管内の市区町村教委の全ての小学校で教員が研修や模擬授業などを実施。一方、福島県などでは管内の2割以上の教委が「最低限必要な指導体制の基礎が整っていない」(文科省)とされ、1学期からのスタートに向け、黄色信号が点滅している。

プログラミング教育に黄色信号という記事がバズっていたのですが、そこに掲載されているグラフがいまいちわかりずらいので、地図におとしこんでしました。

市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査:文部科学省

元データは、上記文部科学省のページで「令和元年度 市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査の結果について」というPDF内に表データとして記載されているので、そこから市区町村ごとに集計された「各市町村の準備状況・予定(問4の回答状況)」を塗り分け地図として描画しています。

ちなみに問い4の内容というのは以下となります。

問4(質問項目全体を通した準備状況・予定について)
問1③及び問2、問3の回答内容を合わせた場合、プログラミング教育に関する実践的な研修、または、授業の実践や模擬授業の実施状況・予定について、次の回答項目より当てはまるものを一つ選択してください。
なお、問2または問3で「5.全く把握していない、わからない」と回答している場合、それ以外の問の回答内容を合を合わせ、それを実施状況・予定とみなして回答してください。

1.各校1人以上の教員が実施済みと把握
2.各校1人以上の教員が年度末までに実施予定と把握
3.一部の学校の教員が実施済み、あるいは年度末までに実施予定と把握
4.行っていない、行わないと把握

非常にわかりにくい文章なので、グラフで見た方が早いですね。

この問い4の回答を市区町村ごとに塗り分けたものがしたの地図となります。

市区町村別プログラミング教育準備状況マップ

demo

ざっと見た感じでじでも、「行っていない、行わないと把握」と答えているエリアは人口の少ない地域なので、そりゃ難しいだろうなぁと。
『福島県などでは管内の2割以上の教委が「最低限必要な指導体制の基礎が整っていない」とされ』というのも地図でみると、そんな余裕はなかなかないだろうと思えます。
(赤い地域が「行っていない、行わないと把握」と回答したエリア)

全ての市区町村で、均一のプログラミング教育を行うというのがそもそも無理なのではないかと思うので、eラーニングなどの活用なども検討する必要がありそうです。

サンプルコードとデータ

Deck.glのサンプルコードです。
shimizu/stem-japanmap

サンプルコードのorg_dataフォルダの中に、PDFからエクスポートした表データをいれてあります。
stem-japanmap/org_data