パンシャープ処理

[Google Earth Engine入門]衛星画像にパンシャープン処理を施す

概要

前回、地図上に表示したLandsat 8号の画像はGoogle Mapsの衛星写真などに見慣れているとだいぶぼやけた写真のように見えます。
そこで、パンシャープン処理という画像処理を施すことで地物の輪郭を強調(シャープネス)してみます。

参考:

パンシャープン処理は、分解能が低いカラー画像(RGB画像)と、分解能が高いモノクローム画像を使って、分解能が高いカラー画像(RGB画像)を作成する処理のことです。

・元画像
元画像

・処理後
処理後

パンシャープン処理

イメージコレクション内のイメージ全てに反復処理を行う

単一のイメージではなく、イメージコレクション内の全てのイメージにパンシャープン処理を適用したい場合は、mapメソッドを使うと反復処理を適用することができます。

イメージコレクションに含まれるイメージの数が多すぎると、処理に時間がかかったりタイムアウトエラーが出る場合があるので注意してください。

アドベントカレンダー

この記事は、Google Earth / Google Earth Engine Advent Calendar 2018への参加投稿です。